開発物語 伊勢編
ケイディーアイでは期間限定メニュー企画のために、全国へ足を運んで美味しいものを探しています。
「宅配とんかつ ひでかつ」の2017年冬限定メニューは三重県フェア!
今回の開発物語伊勢編では、ひでかつが自信をもってお勧めする鳥羽市浦村産牡蠣フライをピックアップ。
ケイディーアイの商品課が浦村牡蠣(うらむらかき)と出会うまでの道のりをお送りします。
桑名のはまぐり
名古屋から伊勢に向かう道中、桑名と四日市に立ち寄りました。
桑名の有名なご当地グルメといえば、蛤(はまぐり)料理。
はまぐり尽くしのセットは2500円となかなか強気な価格設定ですが、はまぐりを堪能できました。
四日市・松本のトンテキ
桑名の次に立ち寄った四日市の松本では、食べログ1位の来来憲でトンテキを頂きました。
ゴロゴロと入っているニンニクとテリヤキベースのタレが良い相性。
またすぐに食べたくなる王道B級グルメです。
とにかくボリュームが凄い!
津から伊勢へ
四日市を後にして、県庁所在地である津へ。
漁業協同組合で情報収集を試みましたが特に得るものが無く、伊勢に向かいました。
関東は大雨とニュースでやっていましたが、伊勢は雲ひとつない青空。
写真は快晴の伊勢駅です。
桑名産の煮ハマグリ
伊勢市の食ベログ2位のお店へ。
(1位のお店は予約いっぱいで入れませんでした)
地魚を使ったネタが多く、三重は地産地消が根強い印象を受けました。
桑名産の煮ハマグリは柔らかく、味も濃厚で美味。
これが寿司ヶ浜で出せたら…!
伊勢のシーパラ発見
2日目は伊勢、鳥羽、志摩で水産系の企業を訪問予定です。
そんな中、伊勢でシーパラを発見し、思わず立ち寄りました。(横浜にもシーパラがあります)
シーパラのすぐそばには夫婦岩という観光名所も。
女子大生のグループが多く、一人で入る勇気はなかったので外観写真だけ撮影しました。
水産系の会社を訪問するも...
グーグルマップやカーナビを頼りに、様々な水産系の会社を手当たり次第に訪問。
しかしお土産もの屋だったり、廃墟だったり牡蠣の食べ放題のお店だったりと空振り続き。
時間が過ぎて行くばかりで、焦りを感じます。
牡蠣の養殖場にて
車を走らせていて見つけた牡蠣の養殖場に人影が見えたので、車を止めて声をかけたところ、「松村水産」と言うワードをゲット!
さっそくネット検索。先方に電話をしたらアポを取れました。
松村水産さん訪問
松村水産さんに到着。
色々な貝が水槽に。
社長の松村さんと商談していると、冷凍庫から生冷のIQFの牡蠣が出てきました!
ラベルには「A-ONE」の文字が。
この「A-ONE」さんは今回の出張で唯一事前にアポを取れていた会社。
3日目に約束をしています。
それならば直接A-ONEさんにとの事で、松村水産さんを辞去。A-ONEさん訪問への期待値が高まります。
マルカ水産さん訪問
この時点ではハッキリとした仕入れルートの開拓は出来ておらず、A-ONEさん頼み状態。
再び焦りを感じていたら、昼間訪問したマルカ水産さんから連絡が入り、お会いできることに! (社長さんが不在で名刺を置かせてもらっていました)
マルカ水産の川岸社長が持って来てくれたのは伊勢産「桃こまち」と言う銘柄の牡蠣。
しかも冷凍IQF(※)で物量も確保可能との事!
このプレッシャーからの解放感は、先の出張時に輪島の漁業協同組合でノドグロを見つけたとき以来です。
※冷凍IQFの「IQF」とは
Individual Quick Frozen(Individual:個別の・Quick:素早く・Frozen:凍結)の頭文字からとった凍結方法で、瞬間凍結方法の一種です。
てこね寿司の紹介
2日目に伊勢・鳥羽・志摩を回りながら試食したものを紹介します。
お寿司屋さんのてこね寿司
てこね寿司は三重県の郷土料理で、カツオやマグロなどの刺身をしょうゆなどで作ったタレに漬け込み、酢飯とあわせたお寿司です。
ネタはカツオで、シャリの中にも2枚カツオが埋もれていました。
シャリにもタレを少し混ぜているようです。
あしらいに大葉、錦糸玉子と、紅ショウガ。
伊勢神宮近くにあるおかげ横丁の寿司久
伊勢神宮は参拝時間ギリギリで何とか回ることができました。
パワースポットが放つエネルギーを感じつつ、おかげ横丁の寿司久へ(てこね寿司食べログ1位)。
かんぴょうをマヨネースで和えたものや錦糸玉子が多めで彩りが良く、女性や年配の方に喜ばれそうです。
A-ONEさん訪問1
最終日は大本命のA-ONEさんへ。
伊勢の繁華街から山側へ少し外れた所にありました。
専務の濱口さんが担当者。33歳と若い方です。
綺麗な会社で、社員の方たちの対応もしっかりしていました。
A-ONEさん訪問2
そこで出てきたのが「鳥羽市浦村産」の冷凍IQFの牡蠣!
パッケージもしっかりしています。
今年からカキフライの加工も始めたという事で、カキフライを用意して頂きました。
A-ONEさん訪問3
大手メーカーのカキフライとは比べものにならないほどの大きさです。
カキフライひとつに小粒な牡蠣が2つ入っているニコイチではなく、大粒ひとつを丸々使用しているため、ジューシーでクリーミー!
非常に良い出会いでした。